京都国立博物館国宝 「懸守(かけまもり)」

国宝 「懸守(かけまもり)」(大阪 ・四天王寺 四天王寺 四天王寺 蔵) X線 CT 調査による 調査による 調査による 調査による 新知見   日 時 : 201 8年 2月9日( 金) 会 場 : 京都国立博物館  「国宝」展に出陳された「懸守」(国宝・四天王寺蔵)について、出陳を機に当館においてX線CT調査を実施した結果、これまで不明であった納入品の形状が詳しく判明しました。 つきましては、2018年2月9日(金)11時より、京都国立博物館にて、四天王寺関係者と当館研究員による新知見に関する記者説明会を開催します。ご多忙中の折とは存じますが、何卒、ご出席賜りますようお願いいたします。

 ■国宝「懸守」について 懸守とは芯に護符などを籠めたお守りで、首に懸けて用いることからこの名で呼ばれます。四天王寺の懸守は、青地、紅地、黄地などの錦で、楕円形や桜花形に削った檜材を貼り覆い、側面や角に凝った細工の金具を取り付けたものです。錦は時代によって織りの構造が変化するため、染織品の制作年代を類推する手がかりとなりますが、この懸守に使用される錦は平安時代のものと推定されています。平安時代に高まった四天王寺信仰の中で、高貴な人物によって奉納された品と考えられています。

■今回の新知見概要 これまでもX線透過画像により、なんらかの納入品があることは知られていましたが、どのようなものかは不明でした。国宝展への出陳を機に、当館にてX線CT調査を実施した結果、出陳された四懸のうちの一懸の内容品の詳細な形状が判明しました。桜形のそれ(図1)の内部には緻密な彫刻が施された仏龕ぶつがんの姿が確認できます(図2)。説明会時には、実際には決して見ることのできない納入品を3Dプリンターで出力したものをご覧いただけます。

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